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概要:[シンガポール 14日 ロイター] - 14日の取引で、仮想通貨イーサが一時5%超上昇し、2130.80ドルを付けた。 12日実施の大規模なソフトウエア更新後に大量の資金が引き出される懸念があったが、
[シンガポール 14日 ロイター] - 14日の取引で、仮想通貨イーサが一時5%超上昇し、2130.80ドルを付けた。
12日実施の大規模なソフトウエア更新後に大量の資金が引き出される懸念があったが、13日に資金の引き出しに遅れが生じたものの、大口の売りは見られず、安ど感広がったことが背景。
仮想通貨管理会社アストロノート・キャピタルのマシュー・ディブ最高投資責任者は「アップグレード中は大勢が様子を見ていたが、滞りなく終わったので、誰もが市場に参加してきている」と述べた。
イーサは0030GMT(日本時間午前9時30分)過ぎに急上昇。ビットコインもこれにつれて2%近く上昇し、10カ月ぶり高値となる3万0923ドルを付けた。
ディブ氏は「流動性はかなり乏しかったことが急伸に寄与している」と指摘。「アップグレードに伴い、大量の売り注文が入るとの事前予想があったため、全ての注文が市場を動かしている」という。
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