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ブレイナードＮＥＣ委員長、銀行危機は和らいだ－ストレステスト重要
概要：米国家経済会議（ＮＥＣ）のブレイナード委員長は12日、先月発生した米銀行２行の破綻に起因する金融ストレスは弱まりつつあるようだとの認識を示した。
米国家経済会議（ＮＥＣ）のブレイナード委員長は12日、先月発生した米銀行２行の破綻に起因する金融ストレスは弱まりつつあるようだとの認識を示した。
ブレイナード委員長は、「状況が安定していると考える十分な理由がある」と語った。年内に他の銀行の破綻が起こり得るかどうかに関しては直接回答せず、銀行監督を担当する当局者らに委ねた。
ブレイナード委員長は、ニュースメディア、セマフォー主催の「ワールド・エコノミー・サミット2023」でＣＮＮのポピー・ハーロー氏に対し、「私は監督業務を担当していないため、個々の銀行の監督について話すことはできない」と述べた。ただ、「一般論として、預金の流出が安定し、あらゆる指標がこの数週間に明らかに改善していると言うことはできる」と語った。
監督当局は、銀行セクターの健全さを確認するため、多くの銀行が14日に発表を予定している決算に注目している。
ブレイナード委員長は、より厳格な銀行ストレステスト要件があれば銀行破綻を防ぐことができた可能性があったと述べた。特に金利の上昇や保険対象外の預金に対するストレステストを挙げ、シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）破綻の可能性を監督当局に警告し、「重大な違い」をもたらすことができていた可能性があったと述べた。
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