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概要:午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.12/15円)から小幅高の133.28/30円付近で取引されている。クロス円の上昇がドル/円に波及し、133円前半で底堅く推移した。
[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.12/15円)から小幅高の133.28/30円付近で取引されている。クロス円の上昇がドル/円に波及し、133円前半で底堅く推移した。
4月13日 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.12/15円)から小幅高の133.28/30円付近で取引されている。
ドル売り/円買いが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、東京市場は133円前半で取引を開始。米金利の低下を背景にドル売りが先行したものの、仲値にかけては実需のドル買いが入り、じりじりと上昇。また、ユーロや豪ドルなどを中心に円売り圧力が強まり、ドル/円を下支えした。
前日発表された3月の米消費者物価指数では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比で5.6%上昇と、6カ月ぶりに伸びが加速。基調的なインフレ圧力は継続していることが示され、米連邦準備理事会(FRB)は5月の会合で追加利上げに動く公算が大きいとの見方が強まった。ただ、足元の米長期金利は3.4%前後と伸び悩んでおり、ドルは上値の重さが意識されている。
三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏は「インフレの高止まりよりも、米利上げによる経済への悪影響が市場のテーマとなっている」と指摘。景気後退懸念が払しょくされるような経済指標やインフレ高止まりがさらに示されなければ「ドルは上がりにくい」との見方を示す。
一方、ドルは132円後半では押し目買いが入るなど、底堅さも維持している。ステート・ストリート銀行の東京支店長、若林徳広氏は「インフレの水準自体は高く、米国の利上げは継続する」とし、「日米の金融政策の方向性の違いから、130円を割る様な下落は現状では想定しにくい」とみる。テクニカル的にみても、足元のドルは一目均衡表の雲の中で推移しており、130-135円を中心としたレンジ推移が続くとの見方を示した。
ユーロは対ドルで一時1.1005ドル付近と2月以来2カ月ぶりの高値水準まで上昇。その後は利益確定売りになどに押され、上げ幅を縮小した。対円では146円前半で堅調に推移した。
市場では「ユーロ圏の景気が想定よりも悪化していないことや欧州中央銀行(ECB)当局者による積極的な金融引き締め姿勢を背景に、ユーロ買いのスピードが上がってきた」(SBIリクイディティ・マーケットの金融市場調査部長、上田真理人氏)との声が聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 133.28/30 1.0982/86 146.39/43
午前9時現在 133.07/09 1.0995/99 146.34/38
NY午後5時 133.12/15 1.0989/93 146.33/37
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