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概要:12日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比173円37銭高の2万8096円74銭と、続伸した。米国市場でダウ工業株30種が上昇した流れを引き継ぎ、景気敏感株やバリュー株が堅調だった。対ドルでの円安も相場を支えた。一方、米3月米消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控えて手掛けにくさも意識されている。
4月12日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比173円37銭高の2万8096円74銭と、続伸した。米国市場でダウ工業株30種が上昇した流れを引き継ぎ、景気敏感株やバリュー株が堅調だった。
[東京 12日 ロイター] -
12日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比173円37銭高の2万8096円74銭と、続伸した。米国市場でダウ工業株30種が上昇した流れを引き継ぎ、景気敏感株やバリュー株が堅調だった。対ドルでの円安も相場を支えた。一方、米3月米消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控えて手掛けにくさも意識されている。
日経平均は約60円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、一時約190円高の2万8114円54銭に上昇した。鉄鋼や海運などの景気敏感株を中心に幅広く物色された。ドル/円が上昇基調にあることは輸出関連株を中心に支えになった。
市場では「日経平均は2万8000円を上回っても売られる様子はなく、地合いは少しずつ改善してきているようだ。外国人は3月に先物を売り越したので買い戻しが入りやすい」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャー)との見方が聞かれた。
前日に米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の日本株への強気な見方が報じられ、三菱商事など同氏の保有する商社株は堅調な値動きを継続。東証による低PBR(株価純資産倍率)企業への改善要請を踏まえたバリュー株物色が引き続きみられ、TOPIXグロース指数の0.57%高に対し同バリュー指数は0.92%高と、バリュー株が優位だった。
一方、米長期金利が上昇基調にある中、半導体関連は弱い銘柄が目立った。
TOPIXは0.75%高の2006.76ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆1471億5100万円だった。東証33業種では、値上がりは卸売や鉱業、鉄鋼など30業種で、値下がりは空運や精密機器、不動産の3業種だった。
個別では、増益見通しが好感されたJ.フロント リテイリングがしっかりとなり、年初来高値を更新。ほかの百貨店株にも物色が広がった。大阪府・市が誘致を目指す整備計画を政府が認定する方向で最終調整と報じられ、日本金銭機械など統合型リゾート(IR)関連株が物色された。一方、東京エレクトロンはさえなかった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1388銘柄(75%)、値下がりは386銘柄(21%)、変わらずは61銘柄(3%)だった。
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