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概要:[ソウル 7日 ロイター] - 韓国サムスン電子が7日発表した第1・四半期決算の速報値は、営業利益が前年同期比96%減少し、アナリスト予想以上に落ち込んだ。半導体市場が世界的に冷え込む中、半導体の生産
[ソウル 7日 ロイター] - 韓国サムスン電子が7日発表した第1・四半期決算の速報値は、営業利益が前年同期比96%減少し、アナリスト予想以上に落ち込んだ。半導体市場が世界的に冷え込む中、半導体の生産を縮小する方針を示した。
第1・四半期の営業利益は6000億ウォン(4億5550万ドル)を見込む。前年同期は14兆1200億ウォンだった。
サムスン電子は「マクロ経済状況と顧客の購買意欲の鈍化により、メモリー需要が急激に減少した。多くの顧客が財務上の目的で在庫調整を続けている」と説明した上で、「供給が確保されている製品向けを中心にメモリーチップ生産の水準を引き下げる」と明かした。
同社にとって減産は異例。これまで生産設備を改修するめの一時的な生産調整に言及したことはあるが、本格的な減産を発表したことはない。規模は明らかにしていない。
第1・四半期の営業利益は、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の8730億ウォンを下回った。同社によると2009年第1・四半期の5900億ウォン以来の低水準だった。
売上高は前年比19%減の63兆ウォンだった。
同社は事業部門別の収益など、詳細な決算を今月中に発表する。
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