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概要:米経済が勢いを失いつつあることを示すデータを受けて、インフレ連動債(TIPS)の利回りは、昨年9月以来の水準に低下した。物価上昇圧力がいずれ減退すると債券トレーダーが依然として見込んでいることのシグナルだ。
2023年4月7日 10:18 JST
10年物TIPSの利回り、3月上旬の1.7%から6日に約1%に低下
10年物TIPSの利回り、同年限の米国債利回りに沿った低下
米経済が勢いを失いつつあることを示すデータを受けて、インフレ連動債(TIPS)の利回りは、昨年9月以来の水準に低下した。物価上昇圧力がいずれ減退すると債券トレーダーが依然として見込んでいることのシグナルだ。
10年物TIPSの利回りは3月上旬の1.7%から今月6日には約1%を付け、同年限の米国債利回りに沿った低下となった。このため、投資家のインフレ期待を測る指標とされる両証券間の差は2.2%程度で安定している。
今週発表されたISM製造業景況指数と非製造業景況指数は共に予想以上に低下し、先月の地銀破綻に伴う経済への潜在的なダメージが浮き彫りになった。労働市場も軟化の兆しを見せており、求人件数は減少。失業保険申請件数は増加傾向にある。7日公表の雇用統計は、今年初め好調だった雇用の伸びが鈍化していることを示す可能性がある。
インフレ面では、物価上昇圧力が和らいでいる兆候がある。ISM非製造業景況指数の仕入れ価格指数は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の上昇をほぼ帳消しにした。
それでも、米金融当局者は年後半の利下げを見込む市場の期待を押し返している。クリーブランド連銀のメスター総裁は、インフレ率を目標に近づけるため政策金利を「もう少し」引き上げ、しばらくはその状態を維持する必要があると述べた。
市場が米国のインフレをどう見ているかを示す指標を以下にまとめた。
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