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概要:[シドニー 5日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は5日、前日の金利据え置き決定は利上げ終了を示唆するものではなく、インフレ抑制にさらなる引き締めが必要になる可能性はあると
[シドニー 5日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は5日、前日の金利据え置き決定は利上げ終了を示唆するものではなく、インフレ抑制にさらなる引き締めが必要になる可能性はあると述べた。
豪中銀は前日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを3.6%に据え置いた。
ロウ総裁は、政策見通しに関する講演で、これまでの利上げの影響を評価する時間を確保するために金利を据え置いたものの、理事会は経済やインフレに関する最新予測を基に政策を5月に再び評価すると説明。
「(中銀)理事会は、インフレを妥当な時間内に目標水準に戻すために一段の政策引き締めも必要になると想定している」と述べた。
インフレ率は昨年第4・四半期が前年比で7.8%と33年ぶりの高水準となり中銀の目標レンジ(2─3%)を大きく上回った。ただ、その後は減速の兆しが見られる。
ロウ総裁は、過去の金利サイクルで急速に調整した後、いったん休止して経済情勢を観察し追加措置が必要か検討したとし、今回の据え置きも、そうした対応の一環とした。「金融政策の効果波及には一定の時間を要し、これまでの利上げの影響はまだ完全には出ていないと理事会は認識している」と述べた。
「現在、経済に多大な不確実性が存在することも認識している」とし、住宅ローン金利が上昇する状況下の家計需要の耐性、賃金・価格設定の動向、国際金融システムのストレスを不確実性要因として挙げた。
「金利上昇が家計総支出に影響していることが一段と明確になっている」と指摘し、第1・四半期は若干の成長というのが中銀の予想だと述べた。
インフレ高進については、過度な賃金上昇や企業の価格つり上げが原因で起きているわけでないと指摘したが「賃金上昇がおおむね物価目標と合致し、利益率拡大が現下の物価上昇圧力の原因とならないことが重要だ」と述べた。
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