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概要:[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した3月の製造業総合指数は46.3と2020年5月以来、2年10カ月ぶりの低水準となった。ロイターがまとめた市場予想は47.5だっ
[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した3月の製造業総合指数は46.3と2020年5月以来、2年10カ月ぶりの低水準となった。ロイターがまとめた市場予想は47.5だった。2月は47.7だった。
製造業は米経済の11.3%を占めており、指数が50を下回ると縮小を示す。5カ月連続で50を下回った。
新規受注が2月の47.0から44.3へ急低下した。アナリストは、信用状況が引き締まる中で、製造業の活動は今後さらに低下する可能性もあると指摘した。
3月調査では、09年以来初めて製造業PMIの全てのサブ指数が50を下回った。一部エコノミストは、これは景気後退が間近に迫っていることを示唆しているとの見方を示した。
最近の金融市場混乱について直接的なコメントはなかった。
米連邦準備理事会(FRB)が高インフレを抑えるために利上げを進めているのを背景に、信用取引されることが多いモノへの需要が減少。最近の米地銀2行の経営破綻が金融部門を圧迫し、需要を押し下げる可能性がある。
FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は、製造業の軟化が他の経済活動に波及するかどうかが問題とした上で「3月の新規受注は大幅に減少しており、春から夏にかけて生産停止やレイオフの増加につながる可能性は十分にある」と述べた。
3月の新規受注指数は44.3と、2月の47.0から低下。需要の落ち込みとサプライチェーン(供給網)の改善を反映し、受注残が引き続き減った。
ゴールドマン・サックスは、企業は運転資金や設備投資資金を銀行融資に依存しているため、製造業は銀行融資の減少によって大きな打撃を受ける可能性があると指摘。一方で、銀行融資に依存している製造業は「大企業の傾向があり、他の条件が同じであれば代替の資本源を見つけるのが容易だ」とした。
3月の供給業者の納入を示す指数は44.8と、2月の45.2から低下し、09年3月以来の低水準となった。50を下回ると工場への納品が速くなることを示す。
3月の投入価格指数は49.2と、2月の51.3から低下。インフレを抑えられるかどうかの焦点はサービス業に移行している。
3月の雇用指数は46.9と、2月の49.1から低下した。この指数は振れが大きく、雇用統計の製造業雇用者数の適切な目安とは見なされていない。
3月に伸びを示したのは石油・石炭製品と機械のみだった。家具・関連製品、輸送機器、コンピューター・電子製品など、12業種が縮小した。
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