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概要:[ニューデリー 4日 ロイター] - 世界銀行は4日、インドの今年度(2023年4月─24年3月)の成長率見通しを6.6%から6.3%に引き下げた。利上げで消費が圧迫されると予想した。 「借入コスト
[ニューデリー 4日 ロイター] - 世界銀行は4日、インドの今年度(2023年4月─24年3月)の成長率見通しを6.6%から6.3%に引き下げた。利上げで消費が圧迫されると予想した。
「借入コストの上昇と所得の増加ペース減速により民間消費の伸びが圧迫される」と指摘。「新型コロナウイルス関連の財政支援策の終了により、歳出の伸びは鈍化すると予想される」と分析した。
世銀は昨年度の成長率を6.9%と推計している。
今年度の経常赤字の対国内総生産(GDP)比は2.1%と前年の推定3%から縮小すると予想した。堅調なサービス輸出と財貿易赤字の縮小を理由に挙げた。
世銀のエコノミスト、ドゥルブ・シャルマ氏は米国と欧州の金融市場の混乱が、インドを含む新興国への短期投資にリスクをもたらしているとの見方を示した。
その上で「インドの銀行は依然として十分な資本を有している」と述べた。
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