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概要:[3日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブは3日、2023年通年の生産台数見通しを5万台に据え置いた。ただ、経済を巡る不透明感やEV大手テスラが火を付けた値引
[3日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブは3日、2023年通年の生産台数見通しを5万台に据え置いた。ただ、経済を巡る不透明感やEV大手テスラが火を付けた値引き競争が業界を圧迫しており、増産への逆風となっている。
第1・四半期の生産台数は前期比6%余り減少し、9395台だった。販売台数は前期から1%強減少し、7946台。
サプライチェーン(供給網)の問題に加え、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池などの新技術を導入するために同期の大半の期間に生産ラインを停止したことが生産減少につながった。
CFRAリサーチのアナリスト、ガレット・ネルソン氏は、第1・四半期の実績が「大きな失望を誘う内容」と述べ、投資判断を「セル(売り)」から「ストロングセル(強い売り)」に格下げした。
「驚くべきスピードで現金流出が続き、純利益どころか粗利益を生み出すのにも程遠い状態であることを示しているようだ」と述べた。
リビアンのクレア・マクドノー最高財務責任者(CFO)は2月に、第1・四半期の供給制約と計画的な生産停止を理由に、生産の多くが下半期に集中する見込みだと述べていた。
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