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概要:[ニューヨーク 3日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが下落した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の追加減産表明を受け、序盤は買いが先行
[ニューヨーク 3日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが下落した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の追加減産表明を受け、序盤は買いが先行したが、米経済の鈍化継続を示す経済指標を受けて下げに転じた。
OPECプラスは2日、日量約116万バレルの追加減産を行うと発表。これを受け原油先物が大幅高となったほか、ドルも序盤の取引で上昇した。
ただOPECプラスの発表による影響は一時的なものにとどまった。投資家は米連邦準備理事会(FRB)と他の中銀、特に欧州中央銀行(ECB)との金融政策の相違に注目した。
スコシアバンクのチーフ外為ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「ドルは年央に向かっておそらくピークを付ける」と予想。インフレがピークを付ければFRBの金融引き締めが終わりを迎え、ドルがピークを迎えるという見解が前提となっているが、想定よりも早くその兆候が現れた可能性があると述べた。
米供給管理協会(ISM)が3日発表した3月の製造業総合指数は46.3と2020年5月以来、2年10カ月ぶりの低水準となった。ロイターがまとめた市場予想は47.5だった。2月は47.7だった。
米商務省が3日発表した2月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.1%減少した。住宅ローン金利の上昇を背景に一戸建て住宅への投資が引き続き減少した。
これらの指標を受け、ドルに売りが膨らんだ。
フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場では、FRBが5月に0.25%ポイントの利上げを決定する確率を65%と見込んでいる。また6月に利上げが停止され12月までに利下げに転じるとの見方を織り込んでいる。
ユーロ/ドルは0.6%高の1.0905ドル。序盤には1.0788ドルと1週間ぶりの安値を付けた。
ドル指数は0.9%安の102.01だった。
今週は7日に米雇用統計が発表されるが、多くの市場はグッドフライデーの祝日で休場となる。
ドル/円は0.3%安の132.44円。序盤には3月中旬以来の高値を付けた。
ポンド/ドルは0.8%高の1.2422ドル。ドル/スイスフランは0.1%安の0.912フランとなった。
豪ドル/米ドルは1.5%高の0.6790米ドル。4日にはオーストラリア準備銀行(中央銀行)の金融政策決定会合が予定されている。市場では金利を据え置く確率が85%となっている。豪ドルは序盤に1カ月ぶりの高値を付けた。
暗号資産(仮想通貨)では、ドージコインが27%高の0.10ドルとなった。ツイッターのウェブサイトで表示されるロゴが通常の青い鳥ではなく、ドージコインのモチーフである犬が使用されたことを受けた。
ドル/円 NY終値 132.41/132.43
始値 133.26
高値 133.30
安値 132.21
ユーロ/ドル NY終値 1.0895/1.0899
始値 1.0869
高値 1.0916
安値 1.0862
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