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概要:石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は2日、5月から日量100万バレルを上回る減産を実施すると発表した。市場の安定を維持するために供給を据え置くとこれまで約束していたため、協調減産は意表を突く格好。
サウジ、日量50万バレルの減産を表明-クウェートやUAEも追随
ロシア、6月までの減産を延長-7月以降世界で160万バレル供給減
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は2日、5月から日量100万バレルを上回る減産を実施すると発表した。市場の安定を維持するために供給を据え置くとこれまで約束していたため、協調減産は意表を突く格好。
最近は価格の変動が見られるものの、市場では今年後半には供給が逼迫(ひっぱく)すると見込まれていたため、著しい供給減となる。原油先物はこの日、取引されていないが、相場の反応は避けられないとみられる。世界中でインフレ圧力が強まり、中央銀行は高い政策金利をより長期にわたって維持することを強いられ、リセッション(景気後退)のリスクが高まる恐れがある。
サウジアラビアは日量50万バレルの供給削減を表明。クウェートやアラブ首長国連邦(UAE)、アルジェリアなども同様に減産を発表した。一方、ロシアは3-6月に実施する減産を年末まで続ける方針を示した。
これにより市場に供給される原油は、5月から従来想定よりも日量約110万バレル少なくなる。7月以降はロシアの減産延長で、従来想定よりも日量約160万バレル少なくなる。
国名 | 減産規模 (バレル/日量) |
---|---|
サウジアラビア | 50万 |
ロシア | 50万 |
イラク | 21万1000 |
UAE | 14万4000 |
クウェート | 12万8000 |
カザフスタン | 7万8000 |
アルジェリア | 4万8000 |
オマーン | 4万 |
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