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概要:[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルが3日発表したユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.3で2月の48.5から低下した。 速報値の47.1からは若干上方改定され
[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルが3日発表したユーロ圏の3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.3で2月の48.5から低下した。
速報値の47.1からは若干上方改定されたものの、景況感の分かれ目となる50を9カ月連続で下回った。
ただ生産指数は50.1から50.4に上昇し10カ月ぶりの高水準となった。
エネルギー価格の下落、サプライチェーン混乱の解消を背景に投入価格は50.9から46.8に低下。新型コロナウイルスの世界的流行が深刻化した2020年7月以降で初めて低下に転じた。
投入コスト低下を受け、産出価格も過去2年あまりで最も穏やかな伸びを示した。
S&Pグローバルのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「コスト低下が販売価格の値上がり鈍化につながった。これで消費者が払う価格低下につながる」と指摘した。
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