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概要:金融システムの高まる緊張の緩和を目指し世界の主要中央銀行が19日に協調行動に乗り出したのを受け、一部の中銀ウオッチャーは、米金融当局が利上げを見送る論拠が強まったと受け止めている。
2023年3月20日 13:25 JST
22日のFOMC決定前に主要中銀がドル供給強化で協調行動
銀行システムの流動性安定化に集中すると米当局示唆か-コロナド氏
金融システムの高まる緊張の緩和を目指し世界の主要中央銀行が19日に協調行動に乗り出したのを受け、一部の中銀ウオッチャーは、米金融当局が利上げを見送る論拠が強まったと受け止めている。
週末より前の段階では、大方のエコノミストは22日に連邦公開市場委員会(FOMC)が0.25ポイント利上げし、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を4.75-5%とすると予想。インフレ抑制を目指す1年にわたる取り組みが継続されるとみていた。
しかし、19日午後に米連邦準備制度理事会(FRB)など主要中銀6行は、米ドル・スワップ取り決めの下でドルの流動性供給拡充に向け協調行動を取ると発表した。
これを受けて米国株先物と米国債利回りは当初上昇し、投資家の間で0.25ポイント利上げ観測が強まったものの、複数のアナリストは利上げ休止を巡るリスク便益計算でそうした選択肢が有利になりつつあると話す。
マクロポリシー・パースペクティブズの社長で元FRBエコノミストのジュリア・コロナド氏は、「金融機関を救済し、流動性を維持するために他の中銀当局との国際協調に携わっているという事実は、利上げ休止の方がリスク・リターンが高い公算が大きいことを示唆している」と指摘。米金融当局が「今意図するのは銀行システムの流動性安定化に集中することだ」というシグナルを送る可能性があると分析した。
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