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概要:13日の債券市場で世界的に国債が急騰。米シリコンバレー銀行(SVB)などの破綻を受けて金融当局が利上げの手を緩めざるを得ないとの観測が強まった。
2年物の米国債利回りは一時43bp低下、ドイツ債は51bp低下
市場は来週のFOMC会合での14bp利上げ織り込み-25bp下回る
13日の債券市場で世界的に国債が急騰。米シリコンバレー銀行(SVB)などの破綻を受けて金融当局が利上げの手を緩めざるを得ないとの観測が強まった。
政策金利の動向に敏感な2年物の米国債利回りは一時43ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、4.15%となった。ドイツ債は51bp低下した。ドル指数は一時1%下落。円とスイス・フランは上昇した。
ドイツ銀行の外国為替調査グローバル責任者、ジョージ・サラベロス氏は「米連邦準備制度の利上げペースは減速し、ピークも低くなるだろう。利上げペースを再加速させるハードルは大幅に高くなった」と指摘した。
短期金融市場が織り込む来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ幅はわずか14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に低下。先週は44bpだった。ゴールドマン・サックス・グループは3月の利上げ予想を撤回した。
ゴールドマン、3月の米利上げもはや想定せず-今後の不確実性に言及
欧州でも欧州中央銀行(ECB)のピーク金利予想は3.50%弱となり、先週の4.20%から急低下した。
ドイツ2年債が急騰、利回り一時51bp低下-SVBで利上げ予想後退
銀行セクターでの破綻の影響拡大懸念などで金利見通しはまたしても大きく変動したが、14日発表の米消費者物価指数(CPI)上昇率が予想以上なら再び変化する可能性がある。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のシニア債券ストラテジスト、井上健太氏は、FOMC当局者らの考えを推測するに当たり金融システムへの負担というもう一つの要素を加えなければならなくなったとし、SVB破綻で利上げ停止がそう遠くない可能性が高まったと述べた。
オーストラリア3年債利回りも一時29bp低下。10年物日本国債利回りは0.315%と昨年12月に日本銀行がイールドカーブコントロール(YCC)で10年債利回りの許容変動幅を倍増させた以降で最低となった。
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