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概要:欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁は、金利は経済活動にブレーキをかける水準に至っていないとの考えを示した。
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Alexander Weber、Kamil Kowalcze
2023年2月17日 6:31 JST
早過ぎる段階で政策を緩めることは常に重大な誤り-ナーゲル氏
インフレに及ぼす影響、大半がまだ表れていない-レーン氏
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁は、金利は経済活動にブレーキをかける水準に至っていないとの考えを示した。
ナーゲル氏はベルリンでの行事に出席し、「現段階では金利が景気抑制的な領域にあるとは考えられない。そして、その領域がどこになるのかも明言できない」と発言。「最新予測の内容を基にその判断を下すだろう」と続けた。
複数のECB当局者が政策金利は「十分に抑制的な」水準に達する必要があるとし、3月の会合でさらに0.5ポイントの利上げを実施する意向を示している。
ナーゲル氏はそれ以降も追加利上げが必要だと主張した。現在の水準ではインフレが「非常に根強い」ことが示される可能性があるとして、「金融政策において、そうした局面に早過ぎる段階で手を緩めることは常に重大な誤りだ」と話した。
ECBのチーフエコノミストを務めるレーン理事は、最近の利上げによるインフレへの影響はまだそこまで顕在化していないとの見方を示した。
レーン氏は16日、ロンドンでの講演で、「金融政策行動は明らかに金融環境を引き締め、融資額を減少させ、家計や企業の行動を変化させている」と指摘した上で、「その一方でわれわれの政策手段が最終的にインフレに及ぼす影響というのは、その大半がこれまでのところまだ表れていない」と続けた。
Source: Bloomberg Economics
原題:ECB‘s Nagel Doesn’t See Interest Rates at Restrictive Level Yet
ECBs Lane Says Much of Tightening Effect Still in Pipeline (1)
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