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概要:[チューリヒ 16日 ロイター] - 世界最大の食品企業、スイスのネスレが16日発表した2022年通期決算は、原材料費の上昇を受けて値上げしたにもかかわらず、純利益は前年から減少し、アナリストの予想を
[チューリヒ 16日 ロイター] - 世界最大の食品企業、スイスのネスレが16日発表した2022年通期決算は、原材料費の上昇を受けて値上げしたにもかかわらず、純利益は前年から減少し、アナリストの予想を下回った。
株主帰属純利益は93億スイスフラン(100億8000万ドル)。ネスレが集計したアナリストの予想(116億フラン)を下回った。ロレアル株売却益を計上した前年は169億フランだった。
売上高は944億フラン(1023億1000万ドル)。前年から8.4%増加したが予想(950億2000万フラン)には届かなかった。
加工食品業界は、ココアやヒマワリ油、小麦などあらゆる原材料の値上がりを受けて製品価格を引き上げている。
買収や為替変動の影響を除いたオーガニック成長率は8.3%で予想(8.6%)を下回った。会社目標は8%だった。
オーガニック成長率に最も寄与したのは価格設定で8.2%の上昇。一方、数量は0.1%の増加にとどまった。
マーク・シュナイダー最高経営責任者(CEO)は、昨年はインフレ高進で消費者には厳しい環境だったと述べた。
同氏は今年も値上げを行う考えを示したが、引き上げ幅についてはコメントを控えた。商品(コモディティー)価格の上昇による打撃を相殺するために必要な値上げだと述べた。
昨年は8.2%の値上げを行ったが、コーヒーや乳製品など原材料費の上昇を完全には埋め合わせることはできず、利益率が低下した。
シュナイダー氏は記者団に「(値上げにもかかわらず)粗利率は約260ベーシスポイント(bp)低下した」と指摘した。
ケプラー・シュブルーのアナリスト、ジョン・コックス氏は「見通しは非常に明るいニュースだ。6─8%のオーガニック売上高予想は現在の予想である5%よりもかなり良い」と述べた。
新型コロナウイルス流行までの5年間のデフレは異常だったが、価格が調整されつつあるとして、ネスレも食品業界全体も数年に及ぶ高成長局面に入ったのと見方を示した。
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