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概要:[ロンドン 15日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が15日発表した1月の消費者物価指数(CPI)前年比伸び率は10.1%となり、12月の10.5%から市場予想(10.3%)以上に鈍化した。
[ロンドン 15日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が15日発表した1月の消費者物価指数(CPI)前年比伸び率は10.1%となり、12月の10.5%から市場予想(10.3%)以上に鈍化した。
英中央銀行が重視する、エネルギー・食品・アルコール・たばこを除いたコアCPI上昇率も、12月の6.3%から5.8%に低下した。
指標発表後にポンドはドルとユーロに対して下落した。
英中銀は今月、消費者物価の上昇が一段落した兆候が見られるとし、一連の利上げの終了が近いと示唆した。
投資家は来月の追加利上げを予想しているが、今回の指標は金利のピークがそれほど遠くないという見方をさらに強めそうだ。
同様に英中銀が注目するサービス価格も、1月は6.0%上昇と、12月の6.8%上昇から鈍化した。
ハント財務相は「インフレ率の低下は歓迎すべきことだが、闘いの終わりには程遠い」と述べた。
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