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概要:[9日 ロイター] - 米メディア大手ニューズ・コーポレーションは9日、約1250人を削減する方針を発表した。同日公表した第2・四半期(2022年10─12月)は、ニュースおよびデジタル不動産部門が低
[9日 ロイター] - 米メディア大手ニューズ・コーポレーションは9日、約1250人を削減する方針を発表した。同日公表した第2・四半期(2022年10─12月)は、ニュースおよびデジタル不動産部門が低調となり、収益がアナリスト予想を下回った。時間外取引で株価は3%近く下落した。
フォックス・コーポレーシとの再統合に向けた一時費用として6億ドルを計上した。ニューズとフォックスは1月に統合計画を撤回している。
ロバート・トムソン最高経営責任者(CEO)は「金利の急上昇と急激なインフレが全事業にかなりの影響を及ぼした」とし、「今年中の5%(約1250人)の人員削減を含め、現在進める取り組みにより将来の成長に向け強固な基盤を作る」と説明した。
削減は全部門が対象となり、少なくとも年間1億3000万ドルのコスト削減が見込めるという。
第2・四半期の売上高は25億2000万ドルだった。金融情報会社リフィニティブがまとめたアナリスト予想は25億5000万ドルだった。
調整後の1株当り利益は0.14ドル。アナリスト予想は0.19ドルだった。
広告収入は10.6%減の4億6400万ドルだった。
フォックスの10─12月の広告収入はワールドカップや米中間選挙などが押上げ要因となり、4%増加した。
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