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概要:[東京 6日 ロイター] - 住友商事が6日に発表した2022年4─12月期の連結純利益(国際会計基準)は、前年同期比38.5%増の4642億円だった。同期間で過去最高を更新した。通期見通しの達成の可
[東京 6日 ロイター] - 住友商事が6日に発表した2022年4─12月期の連結純利益(国際会計基準)は、前年同期比38.5%増の4642億円だった。同期間で過去最高を更新した。通期見通しの達成の可能性が高まり、500億円を上限とする自社株買いも発表した。
鉄鉱石など資源価格の高止まりやエネルギーのトレーディングビジネスが好調だった。非資源分野では北米の鋼管事業、自動車や建機関連事業も増益に貢献した。
諸岡礼二・最高財務責任者(CFO)は会見で、商品市況について、第4・四半期(23年1-3月)に入ってから前年と比較して落ち着いてきていることもあり、全体的に今の水準が来年度も続くとの見方を示した。
北米の鋼管事業に関しては、堅調な天然ガス需要などを背景に来年度も大きく需給が崩れることは想定していないと話した。
23年3月通期の連結純利益は5500億円(前期比18.6%)とする従来予想を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト7人による予想平均値は5592億円だった。
(浦中美穂)
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