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概要:[ウェリントン 1日 ロイター] - ニュージーランド統計局が1日発表した2022年第4・四半期の失業率は過去最低をわずかに上回る水準にとどまり、賃金の伸びは少なくとも過去30年間で最も高い水準に達し
[ウェリントン 1日 ロイター] - ニュージーランド統計局が1日発表した2022年第4・四半期の失業率は過去最低をわずかに上回る水準にとどまり、賃金の伸びは少なくとも過去30年間で最も高い水準に達した。ただ、労働市場に緩みの兆しがあり、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が今月の利上げ幅を縮小するとの観測が強まっている。
失業率は3.4%に上昇。市場予想は3.3%だった。
雇用・福祉統計担当シニアマネジャー、ベッキー・コレット氏は「家計労働力調査(HLFS)で測定される失業率は21年9月期以降、歴史的な低水準かそれに近い水準で推移している」と述べた。
賃金の伸びは非常に強く、残業を除く民間部門労働コスト指数は前年比4.1%上昇。伸び率は市場予想の4.3%をわずかに下回ったものの、1993年の統計開始以来最大となった。
労働参加率は71.7%、就業率は69.3%で前期から変わらず、ともに統計開始以来の高水準を維持した。
キウイバンクのエコノミストはノートで「少し活気が出ていったものの、ニュージーランドの労働市場は依然逼迫している」と指摘した。
しかし、第4・四半期のインフレと雇用は中銀の昨年11月時点の予測を下回っており、一部エコノミストは中銀が今月の会合で政策金利を再び0.75%引き上げるとの予想を後退させている。
中銀は昨年11月に過去最大の75ベーシスポイント(bp)の利上げを実施。政策金利のオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を4.25%とした。インフレ抑制に苦戦する中、さらなる利上げを示唆した。
オーバーナイト・インデックス・スワップは現在、政策金利のピークを5.19%と示唆。前日の5.28%から低下した。
ASB銀行とニュージーランド銀行は現在、今月の利上げ幅が75bpではなく50bpにとどまると予想。既にANZとキウイバンクも同様に利上げ幅予想を引き下げている。
また、今四半期も労働市場が軟化していることを示す指標が出始めており、エコノミストらは23年中に失業率が上昇し始めると予想している。
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