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概要:[ソウル 31日 ロイター] - 韓国サムスン電子は31日、2022年第4・四半期の営業利益が前年同期比69%減の4兆3000億ウォン(34億9000万ドル)になったと発表した。 8年ぶりの低水準で
[ソウル 31日 ロイター] - 韓国サムスン電子は31日、2022年第4・四半期の営業利益が前年同期比69%減の4兆3000億ウォン(34億9000万ドル)になったと発表した。
8年ぶりの低水準で、今月6日に発表した暫定値と一致した。前年同期は13兆8700億ウォンだった。
景気悪化を背景に消費者の節約志向が強まる中、電子機器への需要が落ち込み、半導体価格の下落を招いた。
第4・四半期の売上高は8%減の70兆5000億ウォンとなった。
今年についてはマクロ経済を巡る根強い不透明感により上期は厳しい状況が続くが、下期に需要が回復し始める可能性が高いとの見通しを示した。
第1・四半期は半導体事業が引き続き需要低迷と在庫調整の悪影響を受け、スマートフォン需要は主要地域の景気減速により前年水準を下回る見込みだとした。
半導体事業の利益は第4・四半期に2700億ウォンと、前年同期の8兆8300億ウォンから急減。
メモリー半導体の価格は22年に2桁台の下落率を記録しており、第1・四半期にさらに下げると広く予想されている。機器の需要が低迷する中、メーカーなどの顧客は半導体の新規購入を控え、在庫を減らす動きを続けるとみられる。
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