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概要:30日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。 米コアPCE価格指数の鈍化を受け、米金利安・ドル安の地合いが見込まれる。 ただ、明日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極め
30日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。
米コアPCE価格指数の鈍化を受け、米金利安・ドル安の地合いが見込まれる。
ただ、明日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めようと、ドル売りは限定的となりそうだ。
前週末に発表された米コアPCE価格指数でインフレ鈍化が改めて示され、米金利安・ドル安の流れが強まった。
ユーロ・ドルは1.08ドル台半ばから後半で底堅く推移し、ドル・円は129円後半で上げ渋った。
週明けアジア市場で大型連休明けの中国株式市場の堅調スタートを受け、ドル売り・人民元高が先行。
また、政府・日銀の政策効果の検証や物価目標の長期的見通しが求められ、日銀の緩和修正への思惑から円買いが強まった。
この後の海外市場は今週開催される米FOMCや欧州中銀(ECB)理事会、英中銀金融政策委員会(MPC)での政策決定を前に動きづらい地合いとなりそうだ。
ECBの大幅利上げ観測でユーロ買い・ドル売りに振れやすく、ドル・円への下押し要因に。
また、米FRBは利上げ一服を検討するとみられ、ドル買いは入りづらい。
日銀の政策修正を見込んだ円買いも継続しよう。
ただ、FRBの政策スタンスを見極めようと、目先のドル売りは慎重になるとみる。
【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・1月景況感指数(予想:97.3、12月:95.8)
・24:30 米・1月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-15.5、12月:-18.8)
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