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概要:財務省が近く国会に提出する財政状況に関する試算が判明した。名目3%成長が続く楽観的なシナリオでも国債残高は2026年度末に初めて1100兆円を超え、32年度末には1195兆円に膨張する。ロイターが試算を入手した。
1月26日、財務省が近く国会に提出する財政状況に関する試算が判明した。写真は円紙幣。2010年8月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 26日 ロイター] - 財務省が近く国会に提出する財政状況に関する試算が判明した。名目3%成長が続く楽観的なシナリオでも国債残高は2026年度末に初めて1100兆円を超え、32年度末には1195兆円に膨張する。ロイターが試算を入手した。
試算によると、23年度末残高は1061兆4800億円となる見込み。次年度以降もさらなる累増が予想され、26年度末には1108兆6700億円に増加する。32年度末には1195兆2200億円に達する。
債務残高が膨らむことで32年度の利払い費は17兆1000億円と、23年度(8兆6100億円)の倍に増える想定だ。
次年度予算審議に併せて提出する「後年度影響試算」では、26年度にかけて新規国債発行額を32兆円台に抑制できると想定。累次のコロナ対策で150兆円規模に膨らんだ借換債の年度発行額も130兆円前後(24年度は130兆1800億円)に落ち着く見込みだが、借金頼みの構図は変わらず残高そのものは減らない。
試算では、東日本大震災からの復興費用を賄う復興債や、今後発行する「脱炭素成長型経済構造移行債(仮称)」を含めておらず、国債累増に伴う実際の利払いはさらに増える可能性がある。
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