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概要:[23日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで下落し、一時9カ月ぶり安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)当局者が追加的な大幅利上げ実施を示唆する発言を行ったことがユーロの支援要因になった。 ユ
[23日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで下落し、一時9カ月ぶり安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)当局者が追加的な大幅利上げ実施を示唆する発言を行ったことがユーロの支援要因になった。
ユーロは一時1.0927ドルと、昨年4月以来の高値を更新。その後は上げ幅を縮小し、0.05%高の1.08605ドル。
ECBの金融政策を巡っては、クノット・オランダ中銀総裁とカジミール・スロバキア中銀総裁が2月と3月の理事会でそれぞれ0.50%ポイントの利上げ実施を提唱。ラガルドECB総裁も、高すぎるインフレを抑制するために金利を引き続き迅速に引き上げるとの認識を示した。
コンベラ(ワシントン)のシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は「中央銀行の政策の相違で相場が動いている」とし、「少なくとも現在のサイクルでは、米連邦準備理事会(FRB)が最もタカ派的だった時期は過ぎたと市場で見なされている。このため、中銀の金融政策の見通しを踏まえ、ドルが不利になっている」と述べた。
ただ、FRBとECBが共に政策決定会合を来週に控える中、ユーロ/ドルはこのところのレンジ内での動きにとどまった。
ドルは対円で0.83%高の130.67円。先週は127.22─131.58円の間で大きく揺れ動いた。
日銀は17―18日に開いた金融政策決定会合で金融政策の現状維持を全員一致で決定。コンベラのマニンボ氏は「日銀がタカ派に転じるのをためらうような態度を示したことで、円の反発に勢いがなくなった」としている。
英ポンドは0.25%安の1.23685ドル。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインはほぼ横ばいの2万2849ドル。
<債券> 利回りが上昇した。投資家は米経済がリセッション(景気後退)入りするとの観測を受けた最近の利回り低下は行き過ぎたとみている。
19日に米国債利回りは4カ月ぶりの低水準を付けたが、20日から上昇に転じた。
指標となる10年債利回りは3.524%、2年債利回りは4.238%と、それぞれ約4bp(ベーシスポイント)、5bp上昇している。
投資家は26日に商務省が発表する第4・四半期国内総生産(GDP)に注目し、金利上昇の経済への影響についてさらなる手がかりを得たい考え。PIMCOの北米エコノミストは、このデータで米国経済がプラスで年を越したことが確認されるだろうと指摘した。
一方、アマースト・ピアポント証券のシニア・マネージング・ディレクター、スティーブン・エイブラハムズ氏は、短期的な変動はあっても、市場がインフレと金融政策の行方をより明確に把握するにつれ、国債利回りは今年も低下基調をたどるとしている。
ただ、米国の債務上限を巡る不確実性も投資家懸念材料となっている。エイブラムズ氏は債務上限問題の解決は7月以降になる可能性があると指摘した。
<株式> 主要株価3指数が続伸して取引を終えた。週内に一連の企業決算発表を控える中、モメンタム銘柄への期待が再燃。テクノロジー株が市場の上げを主導した。
3指数はいずれも取引が進むにつれて上げ幅を拡大した。フィラデルフィア半導体指数の上昇に支援され、テクノロジー株の比率が高いナスダック総合の上昇率が大きかった。
チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「(半導体株は)落ち込んでいたため、あまり驚きはない。今後数週間にこれらの企業の決算発表があり、それが重要となる」と語った。
また、投資家はFRBの利上げ幅が縮小するとみており、特に市場をけん引する大型グロース(成長)株はそのような環境で良好なパフォーマンスを示すと指摘した。
CMEグループのFEDウオッチによると、市場ではFRBが1月31日─2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で25bpの利上げを実施する確率が99.9%織り込まれている。
S&P主要11セクターはエネルギーを除いて全てが上昇。情報技術が2.3%高と上げを主導した。
今週はマイクロソフト、テスラ、ボーイング、スリーエム(3M)、ユニオン・パシフィック、ダウ、ノースロップ・グラマンなどが発表を控える。
フィラデルフィア半導体指数は5%高と上昇率は11月30日以来の大きさとなった。バークレイズが半導体セクターの投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。
テスラは7.7%上昇。同社の株式非公開化計画に関して一部株主が起こした集団訴訟で20日、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が証言し、自身のツイートに投資家が必ずしも予想通りの反応をするわけでないと反論した。
エネルギー企業ベーカー・ヒューズは1.5%安。インフレ圧力とロシアのウクライナ戦争による継続的な混乱により、四半期利益が市場予想を下回った。
顧客管理クラウドソフト大手のセールスフォースは、クティビスト(物言う株主)として知られる米ファンドのエリオット・マネジメントが数十億ドル規模の出資を行ったことを受け、3.1%上昇した。
スウェーデンの音楽配信大手スポティファイ・テクノロジーは従業員の6%に当たる約600人を削減すると発表した。株価は2.1%上昇した。
<金先物> 利益確定や持ち高調整の売りが膨らんだものの、あと買い戻され、3営業日続伸した。2月物の清算値(終値に相当)は前週末比0.40ドル(0.02%)高の1オンス=1928.60ドル。
市場では今後の動向について、1950ドル近辺で下支えられれば2000ドルに向けて上昇するのは確実で、買いに回る人が増えると指摘する声も聞かれた。
<米原油先物> エネルギー需要拡大見通しを背景にいったんは上昇したものの、その後は利益確定の売りに押され、小幅安となった。この日から新たに中心限月となった米国産標準油種WTI3月物は前週末清算値(終値に相当)比0.02ドル(0.02%)安の1バレル=81.62ドルだった。4月物は0.04ドル高の81.93ドル。
ドル/円 NY終値 130.66/130.69
始値 130.30
高値 130.88
安値 130.12
ユーロ/ドル NY終値 1.0868/1.0872
始値 1.0879
高値 1.0883
安値 1.0847
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 105*20.50 3.6863%
前営業日終値 106*07.00 3.6560%
10年債(指標銘柄) 17時05分 104*31.00 3.5209%
前営業日終値 105*09.00 3.4840%
5年債(指標銘柄) 17時05分 101*04.25 3.6218%
前営業日終値 101*12.25 3.5670%
2年債(指標銘柄) 17時05分 100*01.00 4.2316%
前営業日終値 100*03.88 4.1830%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 33629.56 +254.07 +0.76
前営業日終値 33375.49
ナスダック総合 11364.41 +223.98 +2.01
前営業日終値 11140.43
S&P総合500種 4019.81 +47.20 +1.19
前営業日終値 3972.61
COMEX金 2月限 1928.6 +0.4
前営業日終値 1928.2
COMEX銀 3月限 2355.4 ‐38.1
前営業日終値 2393.5
北海ブレント 3月限 88.19 +0.56
前営業日終値 87.63
米WTI先物 3月限 81.62 ‐0.02
前営業日終値 81.64
CRB商品指数 280.2502 +1.7931
前営業日終値 278.4571
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