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概要:皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 寒さが一段と厳しくなりましたね。 明日にはこの冬いちばんの寒波がくるようです。 電気代やガス代の値
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。
寒さが一段と厳しくなりましたね。
明日にはこの冬いちばんの寒波がくるようです。
電気代やガス代の値上げ報道がつづく中ですが、あたたかくして過ごしていきましょう!
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、1月23日に配信されました。
そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、今週の日本株相場の展開について、『コンセンサスはおそらく「1月31日〜2月1日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動きにくい」というものではあるまいか』とした上で、『しかし、僕はそうならないと思う』と言及しています。
その理由はまず、『第一に、次回FOMCでの利上げ幅は0.25%に縮小されるとの見方が大勢を占める。
FED Watchによれば、0.25%幅の利上げの織り込み度合いは99.3%。
それ以外の見方をしているのは1%にも満たない』とのこと。
『これだけコンセンサスが出来上がっていれば、「FOMCを控えて動きにくい」ということもあるまい』と見解を述べています。
さらに、『第二に、日米で決算発表が本格化してくる』ということも理由に挙げています。
国内では、『24日には日本電産、ディスコ、26日には信越化学、日東電工、27日にはファナック、日立建機などが発表予定』として、『これらを見ると好業績が期待される企業ばかりだ。
好決算を受けて相場の地合いが改善される公算が高い』と、広木さんはみているようです。
米国では、『マイクロソフト、テスラなどが決算を発表する』として、『このところ、米IT大手の人員削減のニュースが報じられているが、それは悪材料ではない。
実際、グループ社員の約6%にあたる1万2000人を削減すると発表したグーグルの親会社、アルファベットの株価はその発表を受けて5%上昇した。
すでに人員削減を発表しているマイクロソフトが、リストラ効果を反映した先々の見通しを示せば、市場は好反応を示すだろう』と見解を述べています。
そんな中、今週の主な経済指標・イベントについては『23日に日銀金融政策決定会合議事要旨(12月開催分)、26日に日銀金融政策決定会合「主な意見」(1月開催分)、米10−12月期国内総生産(GDP)速報値、27日に米12月個人消費支出(PCE)・個人所得・PCEコアデフレータの発表がある』とスケジュールを伝えた上で、『PCEコアデフレータは前年比4.4%上昇と3カ月連続の鈍化が見込まれている。
予想通りなら相場の追い風になる』との見方をしています。
また、『日銀の政策変更を巡る市場の動揺も落ち着きつつある。
日本の翌日物金利スワップ(OIS)の金利も低下していることがそれを示唆していると言えるだろう』と広木さんはいいます。
一方、『米長期金利は18日に3.3%台後半まで低下し、約4カ月ぶりの低水準になった。
それでも極端な円高には振れていない。
日米ともに金利が低下しているので金利差に目立った変化がないからだ』として、これについて『株式市場にとって好環境である。
最近のパフォーマンスがTOPIXに対して劣後している日経平均の出遅れ修正に期待したい』と、見解を述べています。
最後に、日経平均の今週の予想レンジは『2万6200円 〜2万7000円』としました。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
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