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概要:■堅調推移、日銀金融緩和策継続で豪ドル買い強まる今週の豪ドル・円は堅調推移。 日本銀行は大規模金融緩和策の維持を決め、長期金利変動幅の上限を据え置いたことから豪ドル買い・円売りが拡大した。 米国の景気
■堅調推移、日銀金融緩和策継続で豪ドル買い強まる
今週の豪ドル・円は堅調推移。
日本銀行は大規模金融緩和策の維持を決め、長期金利変動幅の上限を据え置いたことから豪ドル買い・円売りが拡大した。
米国の景気後退入り懸念による株安、豪州の12月雇用統計の予想外の悪化を受けて豪ドル売り・円買いが優勢となったが、20日のニューヨーク市場で米長期金利は反転し、米国株式は強含みとなったことから、リスク回避の円買いは縮小した。
取引レンジ:88円12銭-91円92銭。
■底堅い展開か、10-12月期消費者物価指数に注目
来週の豪ドル・円は底堅い展開か。
12月の失業率が予想を上回り前月(上方改定値)から横ばいとなり、雇用者数は減少したことで、豪準備銀行(中央銀行)の2月追加利上げ観測は後退。
ただ、10-12月期消費者物価指数が市場予想を上回った場合、追加利上げ観測が再燃し、豪ドル買い・円売りが強まる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・25日:10-12月期消費者物価指数(7-9月期:前年比+7.3%)
予想レンジ:89円00銭-92円00銭
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