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概要:18日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなり、結果を受けた荒い値動きが意識されそうだ。 17日の米国市場はNYダウが391ドル安だった一方で、ナスダックは1
18日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなり、結果を受けた荒い値動きが意識されそうだ。
17日の米国市場はNYダウが391ドル安だった一方で、ナスダックは15ポイント高と小幅な上昇ながら、7営業日続伸だった。
ゴールドマンサックスの低調な決算内容も重しとなり、NYダウは終日軟調に推移。
金利先高観の後退でハイテクの買戻しが続き、エヌビディアは4%超の上昇となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の26250円。
円相場は1ドル128円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行から始まることになりそうだ。
昨日は日銀の金融政策決定会合の結果を前に、金融政策を修正すると見込んだポジションを解消する動きが目立っていた。
米国ではゴールドマンの下落がNYダウの重荷となる一方で、ハイテク株の一角が買われているなか、朝方は前日のリバランスの動きが継続する格好になりそうだ。
もっとも、買い一巡後は日銀会合の結果待ちとなるため、積極的な売買は手控えられそうである。
日銀会合では先月の波乱展開を受けて、追加的な金融緩和策の修正に動く可能性は低いとみられており、予想通りの内容であれば指数インパクトの大きい値がさ株などが買われ、日経平均をけん引する可能性はあるだろう。
とはいえ、昨日の段階で持ち高調整の動きは一巡しており、買い一巡後は改めてショートポジションを構築する動きも意識されるため、乱高下の展開には注意が必要だろう。
日経225先物はナイトセッションで5日線を突破してきており、25日線が位置する26500円辺りが意識されてくる可能性はある。
そのため、まずは26000円水準での底堅さを見極めたいところであろう。
日経平均はボリンジャーバンドの-1σを支持線とした調整トレンドを見せているため、レンジとしては25890円から25日線の26656円辺りとなる。
日銀の結果発表直後に投機筋の商いが集中する荒い値動きとなろうが、オーバーシュート気味の動きに対しては、その後のリバランスを狙った動きに向かわせよう。
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