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概要:ドイツ商工会議所(DIHK)は12日、国内企業の半数以上が熟練労働者の不足で人員を補充できていないと指摘した。
1月12日、ドイツ商工会議所(DIHK)は、国内企業の半数以上が熟練労働者の不足で人員を補充できていないと指摘した。ドイツ・ミュールハイム・アン・デア・ルールで2022年4月撮影(2023年 ロイター/Thilo Schmuelgen)
[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツ商工会議所(DIHK)は12日、国内企業の半数以上が熟練労働者の不足で人員を補充できていないと指摘した。
調査は2万2000社を対象に実施。過去最高の53%が人員の採用で問題を抱えていることが明らかになった。
DIHKの幹部は「約200万人の欠員が今後も補充されない見通しだ」とし、その結果、企業は約1000億ユーロ相当の生産を断念することになると述べた。
雇用市場が底堅くても企業活動が順調なわけではないと指摘。人員不足、エネルギー高騰、気候中立へのシフトは「危険な組み合わせ」であり、企業が生産を外国に移転する可能性があると述べた。
「熟練労働者の不足は企業の負担となるだけでなく、エネルギー移行、デジタル化、インフラの構築など、将来の重要な課題の成功を危うくする」としている。
調査によると、電気設備メーカーの67%、機械工学企業の67%、自動車メーカーの65%が労働力不足を報告している。
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