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概要:総務省が10日公表した東京都区部の2022年12月の消費者物価指数は、指標とされる除く生鮮食品(コアCPI)が前年比4.0%上昇した。11月と比べプラス幅が0.4ポイント拡大、1982年4月以来の水準となった。エネルギー価格の上昇や食料品の値上げが響いた。ロイターがまとめた民間予測は同プラス3.8%だった。
1月10日、総務省によると、12月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比4.0%上昇した。写真は2022年12月、年末の買い物客でにぎわう都内の商店街(2023年 ロイター/Issei Kato)
[東京 10日 ロイター] - 総務省が10日公表した東京都区部の2022年12月の消費者物価指数は、指標とされる除く生鮮食品(コアCPI)が前年比4.0%上昇した。11月と比べプラス幅が0.4ポイント拡大、1982年4月以来の水準となった。エネルギー価格の上昇や食料品の値上げが響いた。ロイターがまとめた民間予測は同プラス3.8%だった。
生鮮食品を含む総合指数も前年比4.0%上昇、生鮮食品とエネルギー価格を除いたコアコアCPIは同2.7%の上昇となった。
エネルギーが前年比26.0%上昇し、11月の24.4%からプラス幅が拡大した。都市ガス代が36.9%(11月は33.0%)上昇した。ガソリンは11月に前年比0.8%下落していたが、12月は1.8%の上昇に転じた。
生鮮食品を除く食料も前年比7.5%上昇し、11月の6.7%からプラス幅が拡大。食用油32.5%、ハンバーガーが18.3%、焼き魚が24.6%、あんパンが18.4%上昇した。
タクシー代も前年比14.4%上昇し、前年比で横ばいだった11月から大幅にプラス幅が拡大した。
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