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概要:[リスボン 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は6日、新たな外的ショックが発生しない限り政策金利は近くピークに達するとの見方を示した。 同総裁は
[リスボン 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は6日、新たな外的ショックが発生しない限り政策金利は近くピークに達するとの見方を示した。
同総裁は会合で、インフレ率を中期目標の2%に「できるだけ早く」引き下げることができるとECBが考えるまで、金利は上昇すると指摘。「目標達成の途上にある。(インフレ抑制への)このプロセスをためらうことはない」と述べた。
ECBの金利は、「国際・エネルギー価格での外生的ショックがなければ」、金融政策正常化への現サイクルにおける「最高水準に非常に近いレベルに達する」と指摘した。
ユーロ圏の消費者物価の伸びは12月に減速したが、センテノ総裁は、特にドイツでの大幅減速を挙げてこれを歓迎。賃金状況が反映される点を挙げ、「1・2月のインフレ率はある程度高止まりする可能性があるが、12月に示したECB予想に沿った水準に低下すると見込まれる」と述べた。
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