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ポーランド中銀、年末に利下げも＝総裁
概要：［ワルシャワ ５日 ロイター］ - ポーランド中央銀行のグラピンスキー総裁は５日、年末に利下げを実施する可能性があるとの認識を示した。 中銀は４日、主要政策金利を６．７５％に据え置いた。据え置きは４
［ワルシャワ ５日 ロイター］ - ポーランド中央銀行のグラピンスキー総裁は５日、年末に利下げを実施する可能性があるとの認識を示した。
中銀は４日、主要政策金利を６．７５％に据え置いた。据え置きは４カ月連続。過去の利上げの効果を見極める。
１２月のインフレ率は１６．６％と、ロイターがまとめた市場予想の１７．３％を下回っており、市場の関心はいつ金融緩和が始まるかに移っている。
グラピンスキー総裁は会見で「できる限り早期に金利を引き下げる。今年末にそれが可能だろうか。そうなることをなお期待している。最近ほどではないが、期待はしている」と発言。
「インフレ率は年末に１桁になる見通しだ。１１月の予測では８％だったが、８％を下回るだろう」と述べた。
利上げの効果が出ていることは明らかだとも指摘。引き締めサイクルを公式に終了したわけではなく、必要な場合は追加利上げを実施する可能性があると語った。
ロイターのアナリスト調査によると、政策金利は今年いっぱい据え置きが予想されている。
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