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概要:ニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が一時4週間ぶりの高値を付けた。朝方発表された堅調な雇用関連指標は、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げペースを維持する可能性があるという見方を支えた。
[ニューヨーク 5日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が一時4週間ぶりの高値を付けた。朝方発表された堅調な雇用関連指標は、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げペースを維持する可能性があるという見方を支えた。
ニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が一時4週間ぶりの高値を付けた。ソウルで2011年撮影(2023年 ロイター/Lee Jae-Won)
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が5日発表した全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は12月に23万5000人増加し、市場予想の15万人増を上回った。
昨年12月31日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万9000件減の20万4000件と昨年9月終盤以来、3カ月ぶりの低水準となった。
コンベラ社のシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は、堅調な指標がドルにとっては朗報になったと指摘。「米経済には驚くほどの弾みがついており、ソフトランディングへの期待が高まると同時に、FRBがより長期間、金利を高水準に維持する見通しを明示している」と述べた。
投資家は6日に発表される米雇用統計と来週発表の2022年12月の米消費者物価指数(CPI)に注目している。
ドル指数は一時105.27と、昨年12月8日以来の高値を付けた。終盤の取引では0.84%高の105.07で推移した。
フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む2月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%ポイント利上げの確率は42%と、4日午前の31%から上昇した。しかしなお0.25%ポイント利上げ予想が大勢となっている。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁は5日、インフレは米経済が現在直面している最大の逆風であり、FRBが掲げる2%の物価目標まで引き下げることに「引き続き決意している」と述べた。
カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁も、FRBは利上げを推し進める必要があるほか、利上げプロセスが終了した後も当面は高水準の金利を維持すべきと述べた。
一方、セントルイス地区連銀のブラード総裁がこれまで高進していたインフレが2023年にようやく減速する可能性があるという認識を示した後、ドルは上げ幅を縮小した。
ユーロ/ドルは0.74%安の1.0526ドル。一時、12月12日以来の安値となる1.0515ドルまで下落した。
ドル/円は0.51%高の133.27円。
ポンド/ドルは1.17%安の1.1916ドル。一時、11月23日以来の安値となる1.18730ドルを付ける場面もあった。
ドル/円 NY午後4時 133.34/133.37
始値 132.45
高値 134.05
安値 132.40
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0520/1.0524
始値 1.0610
高値 1.0617
安値 1.0516
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