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概要:午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(132.79/82円)から小幅安の132.57/59円付近で推移している。欧米市場が休場で薄商いとなる中、材料に乏しく、132円半ばで膠着状態となった。黒田東彦日銀総裁の講演については、相場の反応は限られた。
[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(132.79/82円)から小幅安の132.57/59円付近で推移している。欧米市場が休場で薄商いとなる中、材料に乏しく、132円半ばで膠着状態となった。黒田東彦日銀総裁の講演については、相場の反応は限られた。
12月26日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(132.79/82円)から小幅安の132.57/59円付近で推移している。
ドル買い/円売りが優勢となった前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、132円後半で取引を開始。仲値にかけては実需のドル売りフローが入ったとみられ、一時132.28円付近まで下落。その後は再び132円半ばで小動きとなった。
市場関係者によると、全体的に実需によるフローは動きは限定的だという。「国内輸出企業は(ドル/円の)水準が戻れば売りたいものの、積極的に相場を押し下げるような勢いはない。一方、国内輸入企業は円高局面では断続的に買いを入れてきたことから、今年分については確保している印象だ。年末年始を超えてから本格的に動きだすのではないか」(国内銀行)との声が聞かれた。
午後に入り注目されていた黒田日銀総裁の講演を受けて、ドルは約10銭程度買われる場面もあった。ただ、「事前に一定程度の警戒感があったものの、目新しい材料はなく、相場の反応は限定的だった」(国内金融機関)という。
日銀の黒田総裁は26日、経団連の審議員会で講演し、20日に決めたイールドカーブ・コントロール(YCC)の運用見直しは「企業金融まで含めて、金融緩和の効果がより円滑に波及するようにするための措置」であるとした上で、「出口の一歩ということでは全くない」と強調した。YCCの枠組みのもとで緩和を続け、賃金の上昇を伴う形で物価目標の持続的・安定的な達成を目指していくと述べた。
20日の日銀ショックに加えて、年末年始で流動性が低下していることもあり、個人投資家の取引量は細っているという。
セントラル短資FXの市場業務部長、水町淳彦氏は、足元のドルは米経済指標などで買いよりも売りで反応しやすい可能性があり、「短期的には円高方向に振れやすい」との見方を示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 132.57/59 1.0627/31 140.92/96
午前9時現在 132.77/79 1.0619/23 140.95/99
NY午後5時 132.79/82 1.0614/18 140.97/01
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