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概要:終盤のニューヨーク外為市場では、薄商いで不安定な地合いの中、ドルが大半の通貨に対して下落した。米経済がやや冷え込んでいることを示す経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ幅縮小への期待が強まり、投資家のリスク選好度が改善した。
[ニューヨーク 23日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、薄商いで不安定な地合いの中、ドルが大半の通貨に対して下落した。米経済がやや冷え込んでいることを示す経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ幅縮小への期待が強まり、投資家のリスク選好度が改善した。
終盤のニューヨーク外為市場では、薄商いで不安定な地合いの中、ドルが大半の通貨に対して下落した。
米商務省が23日発表した11月の個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.1%上昇。10月は0.4%上昇していた。11月の前年同月比伸び率は5.5%と、10月の6.1%から鈍化し、2021年10月以来の小幅な伸びとなった。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は11月の前月比上昇率が0.2%と、10月の0.3%から鈍化。11月の前年同月比伸び率は4.7%と、10月の5.0%から縮小。同様に21年10月以来の小幅な伸びだった。
この日はS&P総合500種とダウ工業株30種がともに上昇。豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドルなど、リスク心理に大きく左右されるコモディティー通貨もドルに対して上昇した。安全資産である国債も売られ、利回りを上昇した。
クラリティFX(サンフランシスコ)のエグゼクティブディレクター、アモ・サホタ氏は「株価はきょう、やや落ち着きを取り戻している。パニックはないようだ」と指摘。「インフレ指標は十分な速さではないものの正しい方向に向かっているし、米経済の成長も大幅に妨げられているわけではない。まだ緩やかなペースで成長しており、経済の息の根が止まることはまだない」と述べた。
ユーロ/ドルは0.2%高の1.0619ドル。週間では0.4%上昇した。上昇は2週連続。
豪ドル/米ドルは0.4%高の0.6710米ドル。ニュージーランドドル/米ドルは0.7%高の0.6288米ドル。米ドル/カナダドルは0.4%安の1.3590カナダドル。
一方、ドル/円は0.4%高の132.82円だった。
米商務省が23日に発表した11月の耐久財受注統計で、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月より0.2%増と、伸び率は10月の0.3%から鈍化した。国内総生産(GDP)で設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は11月に0.1%減り、10月の1.4%増からマイナスに転じた。
米ミシガン大学が23日発表した12月の1年先の期待インフレ率(確報値)は4.4%と速報値の4.6%から下方修正され、2021年6月以来1年6カ月ぶりの低水準となった。
ドル指数は104.35と横ばいだった。
ドル/円 NY終値 132.79/132.82
始値 132.70
高値 133.14
安値 132.55
ユーロ/ドル NY終値 1.0614/1.0618
始値 1.0612
高値 1.0632
安値 1.0593
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