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概要:午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(131.70/71円)から上昇し、132.17/19円付近で推移している。前日の急落を受けて自律反発的な動きや押し目買いの動きが活発化したものの、132円前半で伸び悩んだ。
[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(131.70/71円)から上昇し、132.17/19円付近で推移している。前日の急落を受けて自律反発的な動きや押し目買いの動きが活発化したものの、132円前半で伸び悩んだ。
12月21日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(131.70/71円)から上昇し、132.17/19円付近で推移している。
朝方は日経平均株価の軟調な推移を眺めて、131.49円まで下落。しかし仲値にかけては実需のドル買いフローが入ったほか、時間外取引の米長期金利の上昇もドル買いを促した。前日に急落した反動で利益確定の利益確定のドル買い/円売りもみられたものの、その後は132円前半で伸び悩んだ。
市場では「前日の日銀決定会合結果の余韻が残っている。日銀の政策修正の思惑が交錯する中、ドルの上昇機運は高まっていない」(上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏)との声が聞かれた。
あおぞら銀行のチーフ・マーケット・ストラテジスト、諸我晃氏は「投機筋の円売りポジションは見込めず、ドルの上値は重い」とし、短期的な円ショートのアンワインドが入りやすいほか、オプション市場でも円高方向のヘッジを入れてくる、とみる。
前日の日銀決定会合で長期金利の許容変動幅拡大を受けて、ドル安/円高が急速に進行。海外市場では、一時130.58円まで下落するなど、日中高値からの下落幅は最大6.88円に達し、1日の下落率は3.81%となった。
足元のドルは8月初旬につけた130.40円がサポートとなっている。 クレディ・アグリコル銀行の資本市場本部シニア・アドバイザー、斎藤裕司氏は、「日銀の政策修正の思惑から一段の円金利が上昇がありうる一方で、米金利の上昇は一服していることから、ドルは下方向に向きやすい」とし、2022年の高値と安値の61.8%戻しの128.10円が視野に入ると指摘。クレディア・アグリコル銀行の調査部がFXモデルを基にした試算によると、125円程度までの下落余地があるという。
一方、ゴールドマン・サックス証券チーフエコノミストの馬場直彦氏は、日銀の政策決定と円相場の反応について「サプライズ効果もあってオーバーシュートする形で動いている。行き過ぎた部分は戻してくるのではないか」と指摘。来年後半に同社の想定通り米10年債利回りが4.25%付近へ上昇すれば「ドルは140円を超えるような水準へ到達するかもしれない」と話している。
ユーロ/円は140.33/37円と買い戻しが優勢。前日には一時138.81円と、日中の高値(145.81円)から7円下落していた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 132.17/19 1.0616/20 140.33/37
午前9時現在 131.87/89 1.0623/27 140.12/16
NY午後5時 131.70/71 1.0621/24 139.88/92
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