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概要:日銀は19―20日に開いた金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の下での10年物国債金利の許容変動幅について、従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%に拡大することを決めた。政策金利は短期、長期ともに据え置いた。金利のより自由な変動を許容することで市場機能の改善を促し、金融緩和の持続性を高める狙い。
日銀は12月19―20日に開いた金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の下での10年物国債金利の許容変動幅について、従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%に拡大することを決めた。2016年9月、都内の日銀で撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 20日 ロイター] - 日銀は19―20日に開いた金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の下での10年物国債金利の許容変動幅について、従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%に拡大することを決めた。政策金利は短期、長期ともに据え置いた。金利のより自由な変動を許容することで市場機能の改善を促し、金融緩和の持続性を高める狙い。
今回の決定は全員一致。日銀は声明文で、海外金利の上昇圧力を日本の債券市場が受け続ける中で「市場機能が低下している」と指摘。国債金利は社債や貸出などの金利の基準となるものであり、市場機能の低下が続けば「企業の起債など金融環境に悪影響を及ぼす恐れがある」とした。
日銀は国債買い入れ額を従来の月間7.3兆円から9兆円程度に増やした上で、長期金利の許容変動幅は拡大する。10年物国債金利の許容変動幅を超える上昇を抑制するための連続指し値オペについて、0.5%で実施することとし「明らかに応札が見込まれない場合を除き、毎営業日実施する」とした。
金利の誘導目標は据え置いた。短期金利は引き続き日銀当座預金のうち政策金利残高にマイナス0.1%の金利を適用。長期金利は、10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買い入れを行う。
(和田崇彦 編集:田中志保)
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