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概要:[東京 19日 ロイター] - 日銀が19日発表した7─9月期の資金循環統計によると、国庫短期証券を除く国債・財投債の日銀の保有比率が初めて50%を超えた。イールドカーブ・コントロール(長短金利操作)
[東京 19日 ロイター] - 日銀が19日発表した7─9月期の資金循環統計によると、国庫短期証券を除く国債・財投債の日銀の保有比率が初めて50%を超えた。イールドカーブ・コントロール(長短金利操作)の下、日銀が国債買い入れを積極化していることが背景。家計が保有する金融資産残高は前年比0.8%増の2005兆円だった。高水準の現預金に支えられ、残高は2005年3月以降で歴代3位の高水準となった。
「国債等」の主体別保有状況について、9月末の国庫短期証券を除く国債・財投債の日銀の保有比率は50.26%の536兆円で、初の50%超えとなった。
国庫短期証券を含むベースでは、日銀の保有は1.3%増の545兆円で、残高に占める比率は44.9%。比率は20年9月末以来の高水準。海外の保有額は3.8%増の171兆円で、残高に占める比率は14.1%だった。
<金融資産、円安の恩恵続々>
家計の金融資産の対前年伸び率は、個人消費の回復で20年3月以来の低水準となった。内訳では、「現金・預金」が前年比2.5%増の1100兆円で歴代2位の高水準。「保険・年金・定型保証」は0.7%増の539兆円で過去最高、外貨建て保険では大幅な円安が押し上げ要因となった。
一方「株式等」は8.1%減の196兆円、「投資信託」は1.7%減の86兆円となった。前年対比の大幅な株安が重しとなった。
企業の金融資産は3.9%増の1271兆円で過去最高。「現金・預金」は3.4%増の330兆円、「対外直接投資」は24.4%増の197兆円でいずれも過去最高を更新した。対外直接投資には円安が大きな押し上げ要因になった。「株式等」は9.8%減の321兆円だった。
(和田崇彦 編集:田中志保)
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