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ＥＣＢ理事会後のラガルド総裁発言要旨
概要：［フランクフルト １５日 ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１５日の理事会で政策金利の０．５０％ポイント引き上げを決定した。利上げは４会合連続。
［フランクフルト １５日 ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１５日の理事会で政策金利の０．５０％ポイント引き上げを決定した。利上げは４会合連続。
欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１５日の理事会で政策金利の０．５０％ポイント引き上げを決定した。利上げは４会合連続。写真は１２月１５日、理事会後にフランクフルトで記者会見するラガルドＥＣＢ総裁（２０２２年 ロイター／Wolfgang Rattay）
理事会後のラガルド総裁の記者会見での発言は以下の通り。
＜インフレ悪化＞
エネルギー価格高騰の影響から経済を守るための財政支援策は、一時的で的を絞ったもの、かつ省エネへのインセンティブを維持するよう調整されるべきだ。この原則を満たさない財政措置はインフレを悪化させる可能性が高く、より強力な金融政策対応が必要となる。
＜失業率上昇＞
賃金の上昇は失われていた購買力を回復させ、消費を支えるだろう。しかし経済が弱含むにつれ、雇用創出は減速し、失業率は今後数四半期にわたって上昇する可能性がある。
＜消費減退＞
高インフレと金融引き締めは、家計の実質所得を減少させるとともに企業のコストを押し上げ、支出と生産を減少させている。
＜世界経済＞
地政学的な不確実性が続く中で、世界経済も減速している。
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