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概要:ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで小幅に下落した。金利上昇に伴う景気後退(リセッション)のリスクが意識される中、市場参加者は今後の米連邦準備理事会(FRB)の動きを見極めようとしており、慎重ムードが広がった。
[ニューヨーク 8日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで小幅に下落した。金利上昇に伴う景気後退(リセッション)のリスクが意識される中、市場参加者は今後の米連邦準備理事会(FRB)の動きを見極めようとしており、慎重ムードが広がった。
12月8日、ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで小幅に下落した。金利上昇に伴う景気後退(リセッション)のリスクが意識される中、市場参加者は今後の米連邦準備理事会(FRB)の動きを見極めようとしており、慎重ムードが広がった。ソウルで2011年撮影(2022年 ロイター/Lee Jae-Won)
来週はFRB、欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行の主要3中銀の政策決定が控える。市場参加者はFRBが利上げ停止の準備を進めている兆候が示されるかを注目している。
ユーロ/ドルは0.5%高の1.0555ドル。ポンド/ドルは0.2%高となった。ドル/円はほぼ横ばい。主要通貨に対するドル指数は0.3%安。
投資家は9日発表の米卸売物価指数にも注目している。来週は13日に米消費者指数(CPI)が発表され、13─14日に連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されている。インフレ指標は市場の長期的な金融政策見通しを方向付ける可能性がある。
CIBCキャピタル・マーケッツの北米為替戦略部長、バイパン・レイ氏は近く発表される経済指標が「現在の大きな関心事であることに変わりはない。その後は、FRBが来週の会合で何を話し、何をするかで全てが決まる」と語った。
ドル指数は第4・四半期に入ってから6%超下落しており、リフィニティブのデータによると、2010年第3・四半期以来の大幅下落となる水準にある。
コーペイのチーフマーケットストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「インフレリスクが和らぎ、FRBの政策の予測可能性が高まるとともに、エネルギー価格は下落、地政学的緊張が緩和し、中国は経済再開に着手した。投資家は米国から他の割安な市場に資金を動かしている」と指摘した。
ただ、「これらの動きは来週に米インフレ指標が予想から上振れ、FRBが予想よりタカ派的姿勢を見せれば、急に止まる可能性がある」とした。
トレーダーはおおむね、FRBが来週に0.5%ポイントの利上げをすると見込んでいる。
ドル/円 NY終値 136.65/136.68
始値 136.79
高値 136.90
安値 136.32
ユーロ/ドル NY終値 1.0556/1.0558
始値 1.0506
高値 1.0564
安値 1.0507
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