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概要:米労働省が9日発表した11月の卸売物価指数(PPI)は前年比、前月比ともに上昇率が市場予想を若干上回った。ただ基調的に減速の傾向を示し、米連邦準備理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小する可能性もある。
12月9日、米労働省が発表した11月の卸売物価指数(PPI)は前年比、前月比ともに上昇率が市場予想を若干上回った。
[ワシントン 9日 ロイター] - 米労働省が9日発表した11月の卸売物価指数(PPI)は前年比、前月比ともに上昇率が市場予想を若干上回った。ただ基調的に減速の傾向を示し、米連邦準備理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小する可能性もある。
11月のPPI(最終需要向け財・サービス)は前月比0.3%上昇。10月の上昇率は0.2%から0.3%に上方改定された。
前年比上昇率は7.4%。10月の8.1%から低下した。
ロイターがまとめた市場予想は、前月比0.2%上昇、前年比7.2%上昇だった。
変動の大きい食品、エネルギー、貿易サービス部門を除いた、いわゆるコアPPIは前月比0.3%上昇、前年比4.9%上昇。10月は前月比0.2%上昇、前年比5.4%上昇だった。
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