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概要:■下落、米ドル安・円高進行の影響受ける今週のポンド・円は下落。 英国経済の景気後退入りを警戒したポンド売り・米ドル買いは縮小したが、米ドル・円相場が週後半に円高方向に大きく動いたことから、ポジション調
■下落、米ドル安・円高進行の影響受ける
今週のポンド・円は下落。
英国経済の景気後退入りを警戒したポンド売り・米ドル買いは縮小したが、米ドル・円相場が週後半に円高方向に大きく動いたことから、ポジション調整的なポンド売り・円買いが活発となり、この影響でポンド・円は一時164円近辺まで下落した。
取引レンジ:164円05銭-168円27銭。
■もみ合いか、英国経済の先行き不安は解消されず
来週のポンド・円はもみ合いか。
英中央銀行は今月14-15日開催の金融政策委員会(MPC)で高インフレの抑止に向け大幅利上げが見込まれ、ポンドは売りづらい。
ただ、国内経済の先行き不透明感でポンドは買いづらく、方向感の乏しい値動きが予想される。
米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ポンド・円は165円を挟んだ水準でもみ合う可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:163円00銭−167円00銭
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