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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比134円99銭安の2万8027円84銭と、3日続落した。前日の米国市場でのハイテク株安を受け、値がさの半導体関連や電子部品などが下落した。中国のゼロコロナ政策への抗議活動の広がりに対する警戒感もくすぶった。一方、内需株の一角は底堅く、相場を下支えした。
11月29日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比134円99銭安の2万8027円84銭と、3日続落した。
[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比134円99銭安の2万8027円84銭と、3日続落した。前日の米国市場でのハイテク株安を受け、値がさの半導体関連や電子部品などが下落した。
朝方から売りが先行して日経平均は一時約260円安の2万7899円98銭に下げ幅を広げた。
複数の米連邦準備理事会(FRB)高官が利上げに積極的なタカ派姿勢を示したことも、相場の重しになった。米フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数が下落する中、東京エレクトロンなど半導体関連株が軟調だった。
TOPIXは0.57%安の1992.97ポイント、東証プライム市場指数は0.56%安の1025.50ポイントで取引を終了した。プライム市場の売買代金は2兆7238億6500万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や空運業、非鉄金属など10業種で、値下がりは電気・ガス業や金属製品、輸送用機器など23業種だった。
エーザイが大幅安となり、指数を約20円押し下げた。アドバンテストやソニーグループも軟調だった。一方、高島屋が大幅高。三菱UFJ FG、ファーストリテイリングは堅調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが509銘柄(27%)、値下がりは1246銘柄(67%)、変わらずは80銘柄(4%)だった。
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