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概要:日銀が28日に発表した2022年度上期決算によると、最終利益に当たる当期剰余金は1兆5924億円だった。上期として6年連続で増加し、過去最高となった。外国為替市場で大幅に円安が進行した結果、為替差益が膨らみ、経常利益が前年同期比2.3倍となった。
11月28日、日銀が発表した2022年度上期決算によると、最終利益に当たる当期剰余金は1兆5924億円だった。写真は2016年9月、日銀本店で撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 28日 ロイター] - 日銀が28日に発表した2022年度上期決算によると、最終利益に当たる当期剰余金は1兆5924億円だった。上期として6年連続で増加し、過去最高となった。外国為替市場で大幅に円安が進行した結果、為替差益が膨らみ、経常利益が前年同期比2.3倍となった。
経常利益は3兆0059億円と、前年同期の1兆3061億円を大きく上回った。大幅な円安で為替差益が1兆5063億円と前年同期の280億円の53.8倍に膨張した。保有する上場投資信託(ETF)からの分配金も1兆0153億円と前年同期の7718億円から増加した。国債の利息収入は6003億円だった。
地域金融強化のための特別当座預金制度の付利額は410億円だった。22年度上期、付利の対象は地方銀行と信用金庫合わせて256先となった。
日銀の保有資産は22年度上期末で685兆7902億円となり、21年度末の736兆2535億円から減少した。半期ベースで11年ぶりの減少。
金利上昇により、保有国債は8749億円の評価損となった。評価損は2006年3月末以来で、1998年以降で最大の規模となった。
(和田崇彦 編集:田中志保)
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