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概要:米家電量販大手ベスト・バイは22日、2023年1月期通期決算の既存店売上高が前期より約10%減り、減少率は従来予想の約11%より小さくなるとの見通しを示した。値引きを増やすことなどで、年末商戦に買い物客を呼び込むことができると自信を示した。
米家電量販大手ベスト・バイは22日、2023年1月期通期決算の既存店売上高が前期より約10%減り、減少率は従来予想の約11%より小さくなるとの見通しを示した。
[22日 ロイター] - 米家電量販大手ベスト・バイは22日、2023年1月期通期決算の既存店売上高が前期より約10%減り、減少率は従来予想の約11%より小さくなるとの見通しを示した。値引きを増やすことなどで、年末商戦に買い物客を呼び込むことができると自信を示した。
ベスト・バイは再開した自社株買いプログラムで年内に約10億ドルの自社株買いを実施することも発表。株価は通常取引開始前に一時8%上昇し、76.60ドルを付けた。
物価高騰で今年は必需品以外の需要が減少し、ベスト・バイなどの小売業者はテレビ、ノートパソコン等の電子機器などの過剰在庫を解消するために値引きや販売促進策を迫られている。
ベスト・バイは米ディスカウント大手のターゲットや百貨店大手メーシーズ などと同様、顧客が最も良い条件で購入できるように年末の買い物をぎりぎりまで遅くすると見込んでいる。
ベスト・バイのコリー・バリー最高経営責任者(CEO)は米感謝祭翌日の「ブラックフライデー」の週、感謝祭期間明けの月曜日の「サイバーマンデー」、12月25日のクリスマスに向けた2週間に年末の買い物が集中し、年末商戦が3カ月に及んだ従来とは異なると指摘。在庫管理のため、割引の時期を調整していると説明した。
リフィニティブのIBESデータによると、第3・ 四半期決算(22年8―10月期)の調整後1株当たり利益は1.38ドルとなり、アナリスト予想の1.03ドルを上回った。
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