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概要:東京株式市場で日経平均は前営業日比30円80銭安の2万7899円77銭と、小幅に続落して取引を終えた。新規の材料に乏しく、方向感を欠いた。グロース(成長)株が売られて相場の重しになった一方、バリュー株は底堅かった。
11月18日 東京株式市場で日経平均は前営業日比30円80銭安の2万7899円77銭と、小幅に続落して取引を終えた。
[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は前営業日比30円80銭安の2万7899円77銭と、小幅に続落して取引を終えた。新規の材料に乏しく、方向感を欠いた。グロース(成長)株が売られて相場の重しになった一方、バリュー株は底堅かった。
日経平均は、小高く始まった後、もみ合う展開が続いた。前日の米市場で米長期金利が上昇したことを受け、グロース株の一角が売られたが、バリュー株は小じっかりだった。TOPIXグロース指数は0.14%安の一方、同バリュー指数は0.22%高となった。
先物のまとまった売りが観測され、指数は午後にマイナスとなり、小安い水準での値動きが続いた。週末要因が意識されたほか、2万8000円台での伸び悩みが嫌気され、利益確定売りが優勢になったとの意見が聞かれた。
日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)がレンジの下限と目される18台の前半に低下したことで「不気味さもあって、上値を追いにくい」(国内証券のアナリスト)との声も出ていた。日経VIは過去、同水準で反転上昇し、その局面で株価が下落する傾向にあったことから警戒されている。
企業決算シーズンを概ね終えて手掛かり難となり、目先はレンジでの推移を見込む声が多い。買い材料に乏しい一方、「需給は改善方向にあり、売りに押されるリスクは低そうだ」(東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト)との見方もある。
決算シーズンに自社株買い方針の発表が多かったとして「直近では銀行株などのパフォーマンスに反映されている」(仙石氏)との指摘が聞かれた。きょうは大手損保が決算を控える中で保険株が高く「一段の株主還元を期待した買いが入ったようだ」(別の国内証券のストラテジスト)との声も出ていた。
TOPIXは0.04%高の1967.03ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.03%高の1012.12ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆9864億7900万円だった。東証33業種では、値上がりは保険業や医薬品、電気・ガス業など19業種で、値下がりは海運業やサービス業、精密機器など14業種だった。
東京海上HLDGやエーザイが大幅高だった一方、ソフトバンクグループやリクルートHLDGはさえなかった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが986銘柄(53%)、値下がりは753銘柄(41%)、変わらずは97銘柄(5%)だった。
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