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概要:米半導体大手マイクロン・テクノロジーは16日、メモリーチップの供給を減らし、設備投資計画をさらに圧縮すると発表した。
11月16日、米半導体大手マイクロン・テクノロジーは、メモリーチップの供給を減らし、設備投資計画をさらに圧縮すると発表した。4月12日撮影(2022年 ロイター/Micron Technology)
[16日 ロイター] - 米半導体大手マイクロン・テクノロジーは16日、メモリーチップの供給を減らし、設備投資計画をさらに圧縮すると発表した。
マイクロンは需要の落ち込みよる過剰在庫の処理に苦慮している。発表を受けて同社の株価は6.7%下落した。
DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)とNANDのウエハーの生産を6─8月期(第4・四半期)に比べて20%程度減らす。
2023年のビット供給量の前年比伸び率はDRAMでマイナス、NANDで1桁台と見込んでいる。
マイクロンは「全体的な在庫が大幅に増加しているため、DRAMのビット供給は縮小し、NANDのビット供給の伸びを当初の想定から大幅に引き下げる必要が出てくる」と説明した。
半導体や電子機器の企業は、新型コロナウイルス流行による需要増の継続に備えるとともに、供給面の制約に苦しんできたが、すぐに在庫が過剰状態に陥った。
市況の悪化は業界全体に広がっており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は年初来で31%余り下落している。
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