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概要:[コロンボ 14日 ロイター] - スリランカのウィクラマシンハ大統領は14日議会で演説し、経済危機に見舞われている同国は、国際通貨基金(IMF)の勧告に上乗せした予算案の政策を実行すれば、来年末まで
[コロンボ 14日 ロイター] - スリランカのウィクラマシンハ大統領は14日議会で演説し、経済危機に見舞われている同国は、国際通貨基金(IMF)の勧告に上乗せした予算案の政策を実行すれば、来年末までに経済を好転させることができるとの見方を示した。
ウィクラマシンハ氏は、IMFの勧告は経済の安定化のみに主眼を置いていると指摘。同氏が7月の就任以降初めて議会に提出した予算案は、IMFの支援確保をにらんで、財政赤字の削減を目指している。
同氏は政府の中期目標として、国内総生産(GDP)に占める国際貿易の比率の100%超拡大に加え、向こう10年間で年間輸出額の30億ドル増加と、30億ドルの外国直接投資の呼び込みを挙げた。
さらに同氏は、政府は公的債務の対GDP比率を中期的に100%未満に引き下げるとともに、7─8%程度の経済成長率の達成を目指していると説明した。
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