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概要:[香港 11日 ロイター] - 香港政府が11日発表した第3・四半期の域内総生産(GDP)は前年同期比4.5%減少した。貿易の低迷と世界的な金利上昇が圧迫した。 減少幅は第2・四半期の1.3%から拡
[香港 11日 ロイター] - 香港政府が11日発表した第3・四半期の域内総生産(GDP)は前年同期比4.5%減少した。貿易の低迷と世界的な金利上昇が圧迫した。
減少幅は第2・四半期の1.3%から拡大し、2020年以来の大幅な落ち込みとなった。マイナス成長は3四半期連続。
政府は世界経済の成長見通しが悪化しているとして、通期の成長見通しをマイナス3.2%に引き下げた。従来予想はマイナス0.5─プラス0.5%だった。
政府報道官は声明で「外部環境の著しい悪化は今後も香港の輸出に強大な圧力を与える」と指摘し、地政学的緊張と新型コロナウイルスを巡る不確実性が下振れリスクを高めるとの見方を示した。
その一方で「入国者に対する検査・隔離措置の緩和は、サービス輸出に一定の支援となるはずだ」とした。
GDPは季節調整済み前期比では2.6%のマイナスだった。
DBS銀行のエコノミスト、サミュエル・ツェ氏は「第4四半期も国境が部分開放のままだと(香港の)経済見通しは引き続き曇るだろう」とし、対外貿易は引き続き圧力に直面すると述べた。
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