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概要:英国立統計局(ONS)が11日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は、前期比で減少した。長期的なリセッション(景気後退)の入り口に立ったとみられる。増税や歳出削減などを検討しているとされるハント英財務相にとって、先行きはますます厳しさを増しそうだ。
11月11日、英国立統計局(ONS)が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.2%減と、市場予想ほど落ち込まなかった。
[ロンドン 11日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が11日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は、前期比で減少した。長期的なリセッション(景気後退)の入り口に立ったとみられる。増税や歳出削減などを検討しているとされるハント英財務相にとって、先行きはますます厳しさを増しそうだ。
GDPは0.2%減と、ロイターがまとめた市場予想(0.5%減)ほどには落ち込まなかった。
ただ、四半期ベースでGDPが減少するのは、厳格な新型コロナウイルス感染予防策がまだ敷かれていた2021年初頭以来で初めて。
イングランド銀行(英中央銀行)は先週、市場の予想通りの利上げが実施されれば、景気後退が2年続くとの見通しを示している。
イングランド・ウェールズ勅許会計士協会(ICAEW)のエコノミクスディレクター、スレーン・シル氏は「リセッション懸念が現実のものとなりつつある」と指摘。「今回のGDP減少は、厳しい時期の始まりだ。インフレ率やエネルギー価格、金利の上昇が所得を圧迫する中、今年末からテクニカル的なリセッションに入る」と予想した。
9月のGDPは前月比0.6%減で、市場予想の0.4%減よりも大幅な減少となり、ロックダウン(都市封鎖)が導入されていた21年1月以来の大幅なマイナスを記録した。ただ今年9月はエリザベス女王の国葬当日が休日となり、多くの企業が休業したという事情もある。
8月のGDPは0.3%減から0.1%減に、7月のGDPも0.1%増から0.3%増に上方修正された。
ハント財務相はGDP統計の発表後、信頼と経済の安定を回復するために「極めて難しい」決断が必要との認識を示した。
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